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2011年5月12日 (木)

映画『阪急電車』鑑賞!

GW中には、映画『阪急電車』も観に行きました

阪急沿線で生まれ育ち、今は、ベランダからも眺めることができる阪急電車が小説になり、そして映画化…私にとってもいろんな思い出が詰まった阪急電車がスクリーンではどんな風に映るのか、とても楽しみだったのですが、期待を裏切らないいい映画でした。

原作は先に読んでいました。
ざっくりと要約すると、さまざまな悩みを抱えた人たちが、阪急電車に乗り合わせた見知らぬ乗客との関わりの中で、それぞれが新たな一歩を踏み出す決断をする群像劇…なのですが、本を見る限りは、別に阪急電車でなくても、他の電車でも…いや架空の電車でも成立する群像劇なんですよね。
でも、映画を見ると、やっぱり阪急電車でなければダメだったって思える、いい感じの小豆色の車体
威厳のあるおじいちゃんのようで、めちゃくちゃカッコよかった 大阪のおっちゃんではなく、モダンなおじさまって感じ…
ちなみに、阪急電車で使われていた車体は古めの3,000系だったのですが、そのちょい古な感じがまたよかったと思います。

200pxhankyu6000hm1この画像は6,000系ですが、新しい9,000系とかだと、ちょっとイメージが変わったかもしれません。
ちなみに阪急電鉄は、日本で初の自動改札を導入したり(北千里駅)、かなり頑張っている会社なんですよ。

映画の舞台となっている今津線や箕面線のようなこじんまりしたラインは、レトロな車体が配車されることが多く、京都線のような観光客の多いラインは新しめな配車になっているな…と、どーでもいい私の推測も添えておきます。


そういえば、小説や映画でもしっかり描かれていた、車内で大騒ぎするはた迷惑なおばちゃん軍団がいます。 関西にいっぱいいそうな軍団ですが、お目にかかったことはない…

この軍団が、案外、主要な人物と同じくらいの頻度で登場します。
終盤に、時江という宮本信子さんが扮する老婦人からの叱責を受ける展開になるんですが、宮本信子さんの演技は(関西弁も)とてもよかったです。
最初の方の中谷美紀さんとの絡みでは、原作を読んで内容を知っていてもウルッときてしまいました

とはいえ、翔子役に中谷美紀をキャスティングしたことがこの映画の成功の秘訣だと思います。まさにハマリ役
南果歩さんだけがちょっと意外なキャスティングでした。
関西出身で言葉のハードルもないからそうなったのかな~と思っていたんですが、これが違和感大アリでした。
こんな話し方をする人はおらんやろ~って関西弁で、セレブな主婦軍団との付き合いで心身ともに疲れている地味な主婦役なのにどこか目がキラキラしてるんですよね。
木村多恵さんに演じて欲しかったなぁ。これは、渡辺謙夫人だから東宝が配慮したに違いない!

想像以上によかったのは、勝地涼くんと谷村美月さんのカップルがとても微笑ましくて、映画全体にほのぼの感を与えていたことです。

映画館は、ほぼ満席じゃないかと思える大盛況だったんですが、全国的には上映している映画館はかなり少ないみたいです。

今週の興行成績は7位。
7位の『阪急電車 片道15分の奇跡』はワンランクダウンだが、作品評価も非常に高く、83スクリーンという小規模公開ながら、累計動員は44万7,149人、累計興収は5億5,524万5,400円を記録した。

とはいえ、いい作品なので、本だけでも(文庫で400円)読んでいただきたいです。
メンマは、映画も気に入っていましたが、原作も、読み終えた直後にまた読み直すくらいのお気に入り具合。
お友達のYくんも、本もよかったけど映画もすごくよくて、DVDも買おうかな~と言っていました。
年齢や性別の垣根を越えて楽しめる作品だと思います。

思い起こせば、最寄の阪急岡町駅も、高架の改装工事前まではあんな感じの駅だったんですよね。
今津線は高架になっていない駅が多いので、古い駅舎(ツバメが巣を作るような)を大事に使っているからこその、懐かしい雰囲気を保てているんだろうと思います。

高校生の時、慌てて改札を走り抜ける駅員さんに、「学校に遅れんようにな~~」などとよく声をかけてもらっていたことを、ふと思い出しました。
新しくなることと引き換えに失うものもあるんですね。
あ~~せつない。

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